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ビジネス英語に関するコラムです。

英語を学ぶ際のインプットのコツ

英語が出来るようになる人と、ならない人の差は、英語を勉強している際の、「英語を使わない時間」の多さによると考えることも出来ます。

例えば、同じ1時間の英語勉強時間であっても、辞書を引いたり、日本語の訳を書いたり、どうやって学習すればいいかなと考えてみたり、もちろんそうした手法も必要ではあるのですが、そういった時間ばかりに気を取られ、実質的に「英語に触れている時間」が少なくなってしまいがちです。

これは、「英語の」、「英語による」インプットが少ない、と言い換えることも出来るでしょう。

英語に接する時間が少なくなれば、その分、英語に慣れることは出来ないままなので、英会話の実践においても処理能力が低くなってしまいます。

よく 「日本人は中学から大学まで英語を10年もやっているのに英語がしゃべれない」 と言われますが、それはつまり、その間に英語によるインプットをしている期間が、実質大変短い、ということだと思います。

では、英語の、英語による、インプットを、それも大量に行うには、どうすればいいのでしょうか。いくつかの考えられる条件を挙げます。

(1) 基本的な文法と語法をしっかりと身につける
(2) 辞書引きや和訳などに多くの時間を費やさない
(3) 既知の英文ややさしい英文をたくさん読む・聞く

そして、何よりも肝心なことは、これら上記のものと合わせて、英語そのものは簡単にはマスター出来るものではない、と心得ることが大事です。

基本的な文法と語法が身につけば、英文の意味を単語に頼らずにある程度予想出来るようになり、その分、辞書を引く時間の短縮につながります。また、そういったことが出来るレベルの文章を意識的に選び読んでいくことで、自分にとって苦にならない文章を、たくさん読み、インプットしていくことが出来ます。

特に 「既に理解した英文や,やさしい英文をたくさん聞く」 という学習は,英語の表現と英語の思考に慣れ英語の処理速度を上げる訓練として最も効果的です 。

英語学習の道は長く険しいことを肝に銘じて、ある程度のレベルで分かるようになった時には、安易に次のレベルに手を伸ばすのではなく、そのレベルの文章を何回も、繰り返し、インプットし続けることも、長期的な目で見た際には、底力をつけるために必要なステップの一つなのです。

既知の英文を繰り返し読んだり[聞いたり]、やさしめの英文をたくさん読む・聞くというのは、つなり 「瞬時に理解できる語いやフレーズや文章のパターン」 をどんどん増やすということです。ですから、自分のレベルに合った英文をたくさん読み・聞き、インプットすることは言語習得の上で非常に重要なことなのです。

難しいことを行うのに必要な技能は、実は案外簡単なことを繰り返し行う練習によって、最も効率よく身につくということを覚えておきましょう。これはおそらく、英語学習だけではなく、スポーツの世界などでも同じはずです。

仮に英検2級に合格するレベルであれば、行うべき学習は次の準1級レベルの英文の読解や聞き取りではなく、英検2級レベルの英文の大量インプットであると考えられます。そして、それを十分に行った後に、英検準1級レベルの英文に接してみましょう。実はそれが一番早く英検準1級に合格する道であったりします。

自分が分かるレベルの英語による大量のインプット、これこそが、自身の英語レベルを一つ上げるための、大事な練習法です。