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ビジネス英語に関するコラムです。

英語は自分の意見を言うための手段

21世紀に入り、いよいよビジネスシーンのそこかしこに英語が浸透するようになってきました。しかし少し視点を変えることが出来れば、英語の情報が溢れ返っているそこに、たくさんのビジネスチャンスが転がっているということでもあります。

そんなビジネスチャンスの山を前にして、日本人のビジネスパーソンによく言われるのが「売込みが下手」ということです。私個人としては、「売り込み上手」な日本人のビジネスパーソンをたくさん知っているので、決してそんなことはないと思うのですが、英語を使ったビジネスシーンにおいては、必要以上に喋らなかったり、言うべきときにきちんと自分の意見を発信できていない、という人が少なからずいるのも事実です。

これは日本人が持っている「お互いを察する」という文化によって育まれてきたもので、日本同士のコミュニケーションにおいては当たり前ですし、むしろそれが出来ないと「空気が読めない奴」というネガティブなレッテルが張られることもあるので、強めの主張をしないことが染みついている人が多いようです。

しかし、残念なことに、国際社会ではそれは通用しない、というより逆効果なことはよく知られています。どんなに優れたアイデアを持っていても、能力を持っていても、それを発信しなければ評価されません。「能ある鷹は爪を隠す」が成り立つのは日本のビジネスシーンのみで、「能ある鷹は爪を見せびらかす」くらいでちょうど良いと言えるでしょう。そして、最後にものをいうのは英語力でも場数でもなく、「自分に伝えたいという意思があるかどうか」という根本的なものです。そして、ビジネスパーソン同士、お互いの意見をぶつけ合っていくことで、ビジネスが良くなり、進化し、成り立っていく、という認識を持ってビジネスに臨むことが大事です。

「自分の意見は人前で言えることではない」などと変に遠慮する必要などは一切ありません。自分の意見に自信と誇りを持って、声のボリュームをあげて主張をするようにしましょう。もし自分のアイデアに自信が持てないのであれば、自信が持てるまでブラッシュアップする努力をすればいいだけです。出来るだけの努力をしたアイデアには自信を持って主張を行い、時には反論されたり、助言をもらったりしながら、もしかしたら喧嘩寸前にまで至ることもあるかもしれません。今、前線で英語を使ってビジネスをしている全ての人たちが、そんな瞬間を一つずつ重ねて、時に恥をかきながらも、それでも頑張って今があります。

なんだかんだ言っても、英語は「自分の意思を伝えるための手段」でしかありません。語学の習得そのものが最終目的地ではないのです。英語を身に着けることと並行して、是非それを使った立居振舞いも身に着けていきましょう。